歯と歯の間に隙間がある、いわゆる『すきっ歯』といわれる歯並び。
その見た目から気になる方も多く、
隙間の位置は前歯だけであったり、全体的であったりそれぞれ違います。
歯のサイズは正常でも顎が大きい場合、または顎に対して歯のサイズが小さい場合。 歯の生えるスペースが大きすぎる場合、歯の隙間(すきっ歯)が生じます。
永久歯は親知らずを除くと28本ありますが、永久歯が元々生えてこない先天性欠如の場合、歯の数が不足し、歯の隙間(すきっ歯)が生じます。 先天性欠如の原因は不明ですが、何らかの理由で歯の素になる歯胚が作られない事で発生します。現代人は顎がどんどん小さくなり、不要な歯は無くなっていくとも言われ、現代人ほど欠損の頻度が高い傾向にあります。また、歯が正常な数より多く作られる過剰歯が顎の中に埋伏している場合、他の歯がきれいに並ぶのを妨げ、歯の隙間(すきっ歯)が生じる場合があります。
舌で前歯の裏側を押すような習癖がある場合、前歯が押し広げられて歯の隙間(すきっ歯)が生じます。舌癖は、出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間が開いたり、上下の歯がかみ合わない歯ならびになったりする原因になることが多いです。
歯の根を支える顎の骨を溶かしてしまう病気です。歯茎が下がり、歯が大きく露出するため、歯の根の近くに隙間が生じます。以前は隙間が開いていなかったのに、数年で急激に隙間ができた成人の方は歯周病が原因の場合が多いです。